緑地福祉会”地域に開かれた施設”目指して

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 緑地福祉会は、平成13年2月に軽費老人ホームであるケアハウス プレーゴ緑地公園をオープン。その年の4月にケアプランセンター、デイサービスセンター、ヘルパーステーションを開業しました。施設の延床面積は2524.32㎡(763.60坪)、鉄筋コンクリート造、地上3階。
 定員はケアハウス30名、デイサービスセンター42名。居室は1人部屋28室(21.7㎡26室・25.9㎡2室)、2人部屋1室(43.4㎡、フローリング床)。担当スタッフはケアハウスが宿直含め8名、デイサービスが看護師等を含めて23名でお世話します。
 緑地福祉会が、施設運営にあたり基本としてきたことは、地域の周辺住民との交流を第一とし”地域に開かれた施設”の打ち出しです。
 オープン初年度から実施した夏祭りは、今年で12回目を数えます。当施設の駐車場にテントを張り、模擬店が出店され、周辺住民を含めた家族連れでにぎわうといいます。今年も8月4日(土)16:00~19:00開催予定で、演芸大会、模擬店、ゲームコーナー、バザーなどが企画されています。
 ちなみに今年5月の催事をみると、5/5・パットゴルフ、手芸クラフト部、5/8・お茶会、5/12・折り紙クラブ、5/14・母の日、5/20・ボウリング会、5/23・手芸クラフト部、そして6/8・菖蒲観賞会、6/11・幼稚園児との交流会(お食事会)といった具合。
 このほか、ケアハウス、デイサービスでもそれぞれ花見会・梅見会、グルメツアー、遠足や一泊旅行なども行います。昨年は岡山へ一泊旅行、今年は5月31日に淡路島へ行ってきました。

地道な地域密着志向が根付き、若い世代にも認知
 様々なボランティアによる施設慰問も積極的に行われています。金管楽器や弦楽アンサンブルによるクラシック演奏会、フラダンス、三味線演奏会、日本舞踊、手品など多岐にわたります。多くはスタッフ・職員が親交のある人の口利きなどで、快く応じてきてくれるケースがほとんどといいます。
 福祉施設というと高齢者のもので、一般には縁遠いと思われがちな20~30歳代の若い世代や子どもたちの間にも、意外なほど周知あるいは認知されているようです。
 それは、当施設に隣接して千里山新田の幼稚園・小学校があるためで、子どもの生活圏に組み込まれ、時々近隣の子どもが、「トイレを貸してください」と入ってくる-とか。地道に積み上げてきた地域密着志向が根付いた表れともいえるでしょう。
 
社会福祉法人 緑地福祉会 http://www.prego-rk.jp